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建売住宅を購入するときの注意点

建売住宅を購入したい方に向けて「そもそも建売住宅とは何なのか」「どんなメリットがあるのか」「建売住宅を購入する際に気をつけるポイントは何か」ということを解説しています。建売住宅を購入する前に、ぜひご一読ください。

そもそも建売住宅とは?

建売住宅とは、すでに建っている住宅を販売すること、またはその住宅のことを指します。

すでに完成しているため、実際の物件を見学でき、住んでみた際のイメージがつきやすいのがメリットの1つです。注文住宅の場合、家を建てようと決めてから実際に住めるようになるまでがとても長いですが、建売住宅は引き渡しまでの期間が短く、すぐに新生活をはじめられます。

ただ、建売住宅はすでにデザインや間取りがすべて決められているため、全ての希望条件を叶えるのはなかなか難しいです。どこか妥協しなければならない部分が出てくるかもしれない、ということを覚えておきましょう。

建売住宅を購入する際に注意すべきポイント

ここからは、建売住宅を購入する際のポイントを7点紹介します。

標準仕様以外にかける費用

建売住宅を購入する際には、必ず標準仕様に何が含まれているか確認してください。会社によっては、ガレージや庭の工事、上下水道の引き込み費用などが標準仕様に含まれておらず、「別途」とだけ書かれている場合も。また、網戸がオプション扱いの住宅も少なくありません。

せっかく家を安く購入できたと思っていたのに、別途料金が多くかかってしまうとなんだか損したような気持ちになりますよね。 後悔のないように、どこまでが標準仕様で、どこからがオプションなのか、「別途」や「諸費用」には何が含まれているのかを細かく確認しましょう。できれば、書面で出してもらうことをおすすめします。

アフター&サポートサービスの充実さ

見逃してしまいがちなのが、アフターサービスやサポートサービスです。売ってしまえばそれで終わり、という態度を取るような会社は避けたいもの。保証、点検など、住宅購入後のサービスについては必ず確認しておき、心のこもったサポートが充実している会社を選びましょう。

近隣の周辺環境や利用できる公共交通機関をチェック

建売住宅は、家の間取りやデザインが決まっていると同時に、すでに立地も決まっています。家を購入する前には、内覧だけでなく周辺環境のチェックも必ず行いましょう。スーパーやドラッグストア、コンビニなど、日々の生活で必ず使うお店が近くにあるとよいですね。会社や学校、保育施設までの距離や、使える交通機関についても把握しておくとよいです。

これから長い年月を過ごす場所ですから、後悔のないように、住みやすいと思える土地を選びましょう。

内覧時は細かい部分も細かく確認する

内覧では意外と細かなところを見逃しがちになりやすいので、しっかりとチェックしていきましょう。

室内では特に水廻りの確認は重要事項。どういった設備が設置されているのか、メーカーなど詳しく聞くなどし、メモしてあとから自分たちで調べるのがおすすめ。

ドアや窓の建て付けや、駐車場もチェックポイント。何度も使用するものだからこそ、使い勝手が良いかどうかの確認を。

また、階段の仕様にも気をつけてみてください。上り下りしやすいか、手すりや滑りどめはついているかどうか。

そして必ず窓を開け、高い建物があるのか、隣家とどの程度の距離かなど、目の前に広がっている景色を確かめてみてください。

住宅性能評価が高い物件かどうか

建売住宅を選ぶ際には、「住宅性能評価」を確認することも忘れずに。住宅性能評価とは、物件1つひとつに対し、専門家が項目ごとの評価を表示するという制度のこと。
「住宅性能評価」を確認することで、購入者はその物件の性能と、プロが下した評価を知ることができます。と同時に、ほかの建売住宅とも比較を行いやすくなります。
住宅性能評価には「構造の安定」「劣化の軽減」「維持管理・更新への配慮」「音節環境」など重要項目を含めて10個の項目があるので、マイホームのこだわりポイントを優先し選んでみてください。

土地の仕入れから建物販売までを行う会社がおすすめ

不動産会社にも色々ありますが、建売住宅を買うのであれば、土地の仕入れから住宅の販売まで、一貫して行っているところがおすすめです。

設計から施工までを一社で扱っていることにより、強い責任感を持っている会社が多いためです。

また、宅地前、その土地がどんな状態だったか、地盤などを調べてもらうことができるのがポイント。

仕入れと施工と販売を一緒に行っている会社ではアフターサービスにも期待が持てます。

未完成状態の引き渡しはNG

建売住宅は、家が完全に出来上がってから販売されるのが通常です。しかし、中にはまだ未完成であるにも関わらず、家の売買が行われることがあります。
こうした未完成状態での引き渡しについては、行わないほうが賢明。残念ながら、業者の中には、未完成の物件を販売し終わったとたんに態度を変えるところも見られます。
完成してみたら予定と異なっているといったトラブルも多く、最悪の場合には未完成のまま施工がストップしてしまうことも。
未完成状態での引き渡しはリスクが高いのでやめておきましょう。

 
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※1 参照元:豊栄建設公式HP
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