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注文住宅を新築で建てる場合、自分の理想やこだわりを詰め込んだ住宅にすることが可能です。注文住宅での家づくりを失敗しないために必要なこと・注意点をまとめました。
過ごしやすい家づくりのためには、リビングの広さを考えることが大切です。
リビングの広さを考える時、目安となるのは居室1つの場合は8畳・居室が2部屋以上の場合は10畳以上となっており、人数が1人増えるごとに2畳増やす計算です。これをもとに4人家族と想定して計算すると14畳が目安となります。子供の成長とともに道具・洋服などが増えることや家族のライフスタイル・荷物料も考えて収納スペースを決めることが大切です。
リビングは家族で過ごすスペースなので広く取ると一人一人がゆっくりと過ごしやすく、室内の風通しや日の光を採り入れることが大切です。移動したり動いたりすると体が当たってしまうような狭い空間にならないように気を付けましょう。
また、リビングを広くしすぎると、他の部屋の広さが十分にとれずに狭くなるので全体のバランスを考えるようにしましょう。
収納スペースは生活動線や料理をする場所・書斎として使う場所といった部屋ごとの目的に応じて決めていくとスムーズにちょうどいいスペースを確保できるでしょう。
1つの場所に固めておくことで省スペースにしやすい傾向があるので、あちこちに収納スペースを作るよりもよく使用するものは近くに収納し、あまり使わないものは納屋や屋根裏などに収納できるように工夫しておきましょう。ひな人形や五月人形・布団などの場所をとる家具は事前にサイズを測ってから収納を考えると安心です。
お風呂をはじめとした水回りは、汚れやカビの発生などで掃除する機会も多い場所です。この水回りが掃除しにくい場合は、失敗したと感じやすい場所でもあります。そのため、水回りに使用する素材や色は汚れを落としやすいものや目立ちにくいものを選ぶようにすることが大切です。使う頻度も掃除する頻度も多い場所なので、掃除しやすくなるように工夫しましょう。
ウォークインシューズクローゼットはウォークスルーと同様に靴収納の量を増やせるように設計に取り入れられており、玄関周辺をすっきりと片付けることができて人気のある収納なので設置するのも良いでしょう。しかし、住宅によっては日常的に使う靴箱を設置したほうが良くなったり玄関の間取りを狭くしてしまったために圧迫感を感じてしまったりすることもあります。間取りやスペース・動線もしっかりと考えながら設置することが大切です。
施工会社が工務店とハウスメーカーに分かれることから、それぞれの特徴と理想の住まい・暮らしを照らし合わせられたうえで施工会社選びができるよう、おすすめを1社ずつピックアップしました。